専用CPE仕様書

1. 専用CPEの機種とポート数
2. LAN側インターフェース設定
3. 専用CPEが保持する経路
4. DHCPサーバ機能
5. 専用CPEに設定するLAN側のIPアドレス(IPv4)
6. 専用CPEの導入(設置工事、回線への繋ぎこみ)
7. 専用CPEの保守
8. 専用CPEのその他のオプション
9. 専用CPEのデリバリ－
10. 専用CPEの返却

1. 専用CPEの機種とポート数

2. LAN側インターフェース設定

インターフェースは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T, 全二重/半二重、ストレート/クロス自動設定です。次のいずれかの設定となります。

3. 専用CPEが保持する経路

専用CPEは、インターネットに向けてのデフォルトルートとLAN側の経路のみを保持します。それ以外の経路の追加はできません。

4. DHCPサーバ機能

専用CPEは、IPアドレスタイプのIP1タイプ、IP1(D)タイプを選択した場合、DHCPサーバ機能を有効にすることができます。DHCPサーバとして次のパラメータ等を配布します。

※IP4タイプでの拠点申込みの場合は、DHCPサーバ機能の提供はしません。

5. 専用CPEに設定するLAN側のIPアドレス(IPv4)

IPアドレスタイプのIP1タイプ、IP1(D)タイプを選択した場合、CPEのLAN側インターフェースに設定するIPアドレス(IPv4)は、RFC1918で規定するプライベートアドレスの中からサブネットマスクを含めて指定してください。
また、RFC6598で規定するISP Shared Address(100.64.0.0/10のアドレス)は、当社ネットワーク内で利用するため、本サービスではご利用になれません。
IP4タイプを選択した場合、当社が拠点ごとに割り当てたグローバルアドレス帯(/30)がCPE LAN側のネットワークアドレスとなり、LAN側インターフェースには割り当てた範囲(/30)の2番目(ホスト部の1番目)のIPアドレスが設定されます。

6. 専用CPEの導入(設置工事、回線への繋ぎこみ)

専用CPEの設置は、DIY設置のみです。
当社より設置工事にお伺いすることはございませんので、契約者またはエンドユーザいずれかが
手配する工事業者等にて設置してください。
専用CPEは初期設定を投入した状態で、契約者の指定する場所に送付します。

専用CPEはオートコンフィグで設定されます。
設置場所にてアクセス回線に接続しCPEの電源を投入すると、CPE自身がIPv6アドレスを取得後、
当社のコンフィグサーバに接続して当該拠点用の設定をダウンロードし、CPE自身に設定を行います。

7. 専用CPEの保守

専用CPEの保守は、先出しセンドバックとオンサイト保守(オプション)が選択可能です。
先出センドバックを選択した場合、契約者からの故障申告を当社が受け付け、故障切り分けを実施した後、当社がCPEの故障と判断した場合、交換用CPEを送付します。交換用CPEの到着後、契約者またはエンドユーザにて、故障機器と交換・回線繋ぎ替えを実施してください。
オンサイト保守を選択した場合、お客さまからの故障申告後、当社がCPEの故障と判断した場合、当社から派遣した作業員が当該拠点において故障機器を正常品に交換します。オンサイト保守の対応時間は24時間365日です。なお、拠点開通後の保守内容の変更(センドバック⇒オンサイト保守、オンサイト保守⇒センドバック)はできません。

8. 専用CPEのその他のオプション

本サービスでは、卸契約者からの要望により専用CPEに個別の設定を投入することは実施しません。
お客さまからのご要望をもとに専用CPEの機能向上を予定しています。

9. 専用CPEのデリバリ－

専用CPEは、当社から契約者の指定する住所に配送事業者によって送付されます。配送された専用CPEの外箱には配送伝票が添付されており、配送伝票の（依頼元）には、「NECネッツアイ（株）」、（品名）には、「ルーター NTTPC送付品 + 拠点名」の記載があります。

10. 専用CPEの返却

契約者が本サービスを解約した場合には、専用CPEを返却する必要があります。

返却先は以下のとおりです。元払いにてご対応をお願いします。