1.利用可能なアクセス回線
本サービスのご利用には、東日本電信電話株式会社(以下NTT東日本)および西日本電信電話株式会社(以下NTT西日本)、または光コラボレーション事業者が提供する次の回線のご契約が必要です。
当社からアクセス回線の提供は行いません。
推奨回線
|
NTT東日本
|
---|---|
「フレッツ 光ネクスト」 |
「フレッツ 光ネクスト」ギガ ファミリー・スマートタイプ |
光コラボ回線 | 上記「フレッツ光ネクスト」と同等品目 |
|
NTT西日本
|
---|---|
「フレッツ 光ネクスト」 |
「フレッツ 光ネクスト」 ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼 |
光コラボ回線 | 上記「フレッツ光ネクスト」と同等品目 |
2. アクセス回線に関するその他条件
アクセス回線は、ご契約者さままたはエンドユーザさまでご用意ください。
本サービスをご利用になる回線には、NTT東日本・NTT西日本または光コラボレーション事業者が提供する「フレッツ・v6オプション」の付与が必要です。
3. 通信制御について
本サービスでは本サービスにおける利用の公平性及び良好な通信品質の確保を目的として通信を制御することがあります。
3-1.公平制御の実施
本サービスでは、ネットワーク公平性を確保するため、特定の条件下で公平制御を実施することがあります。
公平制御は各プラン毎に実施します。制御が適用される回線は品質目標の適用から除外します。
制御実施にあたり、制御が適用される契約者への事前事後の通知はいたしません。また、どの回線が制御対象であったかどうかお調べすることはできません。公平制御の条件、内容は次の通りです。
<制御条件>
エンドユーザの通信を収容するネットワーク設備で混雑状態が発生した場合混雑状況が緩和され次第、制御は自動的に解除されます。
<制御内容>
当該ネットワーク設備に接続している利用者の内、通信量が多い利用者から順に自動的に通信を制御します。
3-2.転送量超過による通信制御の実施
本サービスでは、ネットワークへの過大な負荷が生じるのを防ぐため、
転送量が他の利用者の平均利用容量を著しく超える場合、通信を制御することがあります。
制御が適用される回線は品質目標の適用から除外します。通信制御の条件、内容は次の通りです。
<制御条件>
各プラン毎の全ての回線を対象に、1日に1回、3日前の0:00から前日23:59までの転送量を測定し、
各プラン毎に定めたデータ転送量を超過した場合
<制御内容>
当該回線の通信を制御します。
3-3.Windows Updateのトラフィック制御
本サービスでは、良好な通信品質を確保するため、Windows Updateに係る通信は通信速度を制御することがあります。
<制御内容>
ただし、割り当てる帯域は運用上変更する場合があります。
3-4.特定ポートの通信遮断
動的IPコースにおいては、迷惑メール対策として、OP25B(Outbound Port 25 Blocking)を実施します。
メールサーバを設置する場合には、Submissionポートに対応したメールサーバをご用意頂く必要があります。
固定IPコースならびに固定IP(MF)コースでは、OP25B(Outbound Port 25 Blocking)およびIP53B(Inbound Port 53 Blocking )は実施いたしません。
3-5.児童ポルノ規制
本サービスでは、パケットフィルター方式を用いた児童ポルノブロッキング機能により、児童ポルノコンテンツのブロックを実施いたします。
ブロッキング実施の際は、ブロッキング通知Webサイトが表示されます。
本サービスをご利用のISP事業者につきましては、ICSAへの入会は必須ではございません。
ただし、ISP事業者にて、個別にICSAへの入会をご希望の場合、別途費用が発生します。
費用につきましては、直接ICSAへお問い合わせ願います。
固定IP(MF)コースでは、児童ポルノブロッキングは実施いたしません。
4.規約ならびに仕様書について
本サービスの卸契約書ならびに仕様書は、弊社から契約者であるネットワークサービス事業者に
提供する本サービスについて記載しています。
契約者が本サービスを利用して契約者自身のサービスを行う場合には、
本サービスの卸契約書や仕様書とは別に契約者独自の規約や仕様を定めてサービスを行う必要が有ります。
契約者が定める規約や仕様書への記載内容については、契約者の法務担当者等に確認をお願いします。
5.パートナーCPEの提供条件
CPE区分でパートナーCPEを選択した場合、CPEの調達、設計、設定、設置等CPEに係る工事、
保守については契約者で実施してください。
パートナーCPEの設定、動作を起因として特定回線の通信もしくは、
全ユーザーの通信に影響があると当社が判断したとき、当社は予告なく接続を切断します。
本サービスに接続可能なパートナーCPEは、次の条件を満たすものに限ります。
・IPoEインターネットサービス固定IPコースの場合、契約者にて当社が提供するステージング環境(9章参照)および検証項目での検証を実施し、検証項目の全項目において良とする結果を当社へ提示したもの(契約者独自の検証項目を追加することは可能ですが、当社提示の検証項目を削除することはできません。)
・IPoEインターネットサービス固定IP(MF)コースの場合、以下の仕様を満たすものに限ります。
https://www.mfeed.ad.jp/transix/staticip/
6.パートナーCPEにおける検証
IPoEインターネットサービス固定IPコースの場合、検証項目は当社から提供する技術仕様書を参照ください。
各確認項目の判断基準値においては契約者にて決定いただきますが、その基準値において
当社は何ら責任を持たないこととし、CPEに関するお問い合わせ等について当社は受付いたしません。
検証に関する技術サポートおよびお問い合わせへの対応は、原則当社では行いません。
技術サポートが必要な場合、有償で対応いたします。(金額は別に定めます)
契約者の検証中、当社設備の動作状況確認や設定内容のチューニングは実施いたしません。
ご提示いただいた検証結果(機種名、バージョン情報、当社が指定する試験項目の結果)は
当社社内で接続状況の確認等に活用するとともに、契約者に関する情報を削除して
他の契約者に提示する場合があります。
当社設備の変更により、CPEの設定やファームウェアのバージョン変更等の必要が生じた場合も、
契約時と同様にステージング環境での検証実施の上、検証項目の全項目において良とする結果を
当社に報告する必要があります。
ヤマハ株式会社製 RTX830については、当社より推奨ファームウェアバージョン、
サンプルコンフィグが提示可能です。
7.商用環境の仕様変更等
IPoEインターネットサービス固定IPコースの場合、パートナーCPEが接続する当社ゲートウェイ設備および帯域制御装置の仕様変更、移設、脆弱性等の
対応のためのバージョンアップ等を実施する場合には、3ヶ月前までに契約者に通知します。
8.その他提供条件の変更
提供条件の変更の際は、本仕様書を更新し、契約者にご案内致します。
コメント
0件のコメント